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障害予防・痛みの改善・ケア

アスリートが抱える体の課題(障害、リハビリ、ケアetc)について、経験豊富な専門スタッフが対応いたします。

必要に応じて、外部医療機関とも連携をとり、

アスリートにとってベストなサポート体制を構築しています。

トップアスリートが最高のパフォーマンスを発揮するためのサポートを全面的に行っています。その中で、特に注目されるのが「痛みに対するケア部門」です。

 

高いパフォーマンスを追求する中で、筋肉や関節には大きな負担がかかります。この部門では、アスリートたちが遭遇する様々な痛みや怪我の予防、そして早期回復をサポートする役割を担います。また怪我や痛みを克服する過程でさらにアスリートとして成長してもらうことも我々の役割の一つです。

適切な処置

急性外傷の処置としてよく言われてきたのはRICE処置というものがありましたが、近年アップデートされPEACE(傷めた直後の対応)&  LOVE(数日が経過してからの対応)
が提唱されています。即時ケアの『PEACE』からその後のマネージメントの『LOVE』までがケガの治癒や回復に重要です。

P

出血を最小限に抑え、損傷した繊維の膨張を防ぎ、損傷を悪化させるリスクを減らすため、1~3日間、負荷を軽減するか、動きを制限します。長期間の休息は組織の強度と質を損なう可能性があるため、休息は最小限に抑える必要があります。

Protection / 保護

E

『RICE』の『E』と同じですが、組織からの間質液の流れを促進するために、四肢を心臓よりも高く持ち上げます。

Elevation / 挙上

A

炎症は治癒過程で必要なものであり、抗炎症薬等で炎症を抑えることは、回復を遅らせることに繋がります。アメリカ整形外科学会は「炎症は治癒せずに発生する可能性がありますが、治癒は炎症なしでは発生しません」と述べています。

抗炎症モダリティーを避ける

C

『RICE』の『C』と同じですが、関節内浮腫および組織出血を制限するのに役立ちます。

Compression / 圧迫

E

セラピストやトレーナーは炎症の生理学的根拠を元に、患者に患部の状態を伝え、負荷のコントロールをする必要があります。過剰な安静もしくは負荷は回復を遅らせることになるため、適切な教育(説明)が必要です。

Education / 教育

L

徐々に負荷を増やすことで傷める前の活動に戻りやすくなります(むやみに上げるのではなく、医学的な判断が必要)

Load / 負荷

O

前向きで楽観的な思考はケガを治すための重要な役割となります。痛みの慢性化をへらすなど最適な回復のためによい心理状態を維持することが大事です。

「病は気から」と昔から言い伝えられていますが、非常に的を射た言葉となっています。

Optimism / ポジティブ思考

V

痛みのない心循環系活動を行い,組織を治すため血流を促します。

Vascularisation / 有酸素運動

E

回復への積極的な活動を取り入れ,可動性,筋力,バランスなどを回復させます。

Exercise / エクササイズ

根本的な解決

怪我にも痛みにも必ず原因はあります。身体の柔軟性に左右の差があり無意識のうちに左右の動きに違いがあったとしたら負荷のかかる筋や関節は偏ります。

競技の終盤にスタミナが切れてしまい、適切な判断ができず他の選手と接触し怪我を負うこともあるでしょう。いつでも要因は複合的ですがそれを丁寧に紐解くことが根本的な解決になります。

 

我々は、ただの一時的な痛みの緩和だけでなく、原因を突き止め、根本的な解決を目指します。そのための柔軟性や筋力などはもちろん、トレーニング強度・量、動作分析など多角的な評価を行い、アスリート一人一人の体調や状態に合わせたケアを提供しています。

 

また、痛みの原因や症状の特定、そして適切な治療方法の選定のために、高度な機器や技術を使用して分析を行います。これにより、アスリートたちが感じる痛みの原因を的確に把握し、最適な治療やリハビリを進めることが可能となっています。

 

アスリートが安心して自分の限界を追求できるためのバックアップをしています。アスリートたちの身体と心の健康を最優先に考え、最適なリハビリやケアを行っています。私たちとともに、アスリートの夢や目標に向かって、最高のパフォーマンスを発揮していきましょう。

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